有明は楽しかったですね、土屋です。
この記事書いてるときにEC2の障害起きてもう嫌になりました。
SESでメール受信
SESでは、現在のところ、POP3やIMAPなどを利用したメールクライアントでの受信はできないようです。 その代わり、S3への保存やLambdaの起動などができます。 まあLambdaに飛ばせればええやろ的なところがあるんでしょうね!!!
前回のあらすじ
SESでメールが送受信できるようにドメイン設定までしたぞ!
受信ルールの確認
画面右下の「Email Receiving」の項目から「Rule Sets」を選択すると、このような画面に来ます。 こちらの、「Create a New Rule Set」から、受信に関する設定をすることができます。*1
受信ルールセットの作成
受信の設定をまとめたものをルールセットと言います。 新しく作るもよし、今あるものを使ってもよしです。(※記事を最後まで書いてルールセットは複数作っても有効にできるのは1つのみってことに気づいた)
現在のルールセットは「View Acrive Rule Set」で、新しく作るには「Create a Rule Set」を押します。
受信ルールの設定
その1
適当にわかりやすい名前を入れましょう。
その2
上で名前を入れるとルールが一覧に現れます。 ここには「名前だけ決めたけど中身がない」やつが表示されます。
ではルールを設定しましょう。名前をクリックしてください。
その3
「Create Rule」をクリック
その4(ここから本題)
まず、振り分けたいメールアドレスを設定します。 ここに設定したメールアドレスに対して、何らかのアクションを起こすことになります。
どうもここでメアドを作るイメージぽい。
メールアドレスを入力して、「Add Recipient」を押すと登録されます。 メアドに問題がなければすぐVerifiedになるっぽい。
心行くまで登録して、右下の「Next Step」を押します。
その5
ここで、受信したメールに対して何をしたいかを決めます。
いろんなオプションがありますが、今回はS3に保存します。
書いてあるラベル通りに設定します(手抜き 気になるのは、Encrypt Messageです。S3に保存される際に暗号化するかしないかですが、暗号化しないとメールの中身がそのままファイルに出力されます。 ぶっちゃけその方が楽ですが、実際運用する際にはチェック入れた方が安全かと思います。
また、2番目のアクションに「Stop Rule Set」を設定してあります。 これは、同時にWorkmailで受信であったり、他のメールサーバーでも同時に受信している際には設定しない方がよいかと思います。ここで止まっちゃうので。
その6
名前を入れます。それ以外はそのままでええやろ。
その7
設定確認ページで確認したら終わりです。
どうさかくにん!
メールを送信する
なんでもいいから送りましょう
S3を確認する
今回はS3に保存を選択しているので、S3を見ましょう。 それっぽいファイルが生成されていたら勝利です。
おわりに
POP3やIMAPで受信できないのは正直ちょっと使いにくいなあってところがあるので、次回はWorkmailを使ってなんかできればと思います。
*1:受信に関する設定というか、受け取ったメールの振り分けっていう方が正確っすね